東京遠征4日間

こんばんは、番匠谷です。

 

実はHEROの開発とリリースを一旦辞めて、プランを一回白紙に戻しました。

理由は今のままサービスを作り続けても、ユーザーの課題を解決できないかもしれないという課題がいくつか見えてきたからです。そこで、もう一度「なぜ社会をよくするヒーローが、お金に困るのか?」という問いを深めてから、作り直すことにしました。そのヒアリングなどをしに、6/3~6/6の間、東京に向かいました(実際はアショカ・ジャパンのYouthVentureというプログラムの審査のために行ったけど、ついでにいろいろアドバイスをもらってきました)。

 

 

今日はただその時の学びをまとめて書きます。だから、面白くないと思うし、あんま読んでも身になるものはないかもです(笑)

ぼくが勉強になったことをただただ、まとめていきます ! (ぼくのブログだ、気にしない… ! )

 

目次


✔ 通貨の価値を高めるために

✔ 寄付が集まらない原因

✔ どのように価値を評価するか

✔ 誰のどんな困りごとを解決するのか

✔ これからのアクション


 

 

通貨の価値を高めるために

1つ目のフィードバックは「どう通貨の価値あげんねん ! 」というものです。TLMの木暮さん、ダイバーシティ研究所の田村さん、ETIC.の米田さん、このお三方からご意見いただきました。

 

内部経済の活性化を考えろ

HEROの通貨の価値は「社会的価値」と紐づいています。ただ、その通貨は価値を保存はしていても、交換の手段にならなければ、価値は下がってしまいます。日本でめっちゃ働いて得た100万円も、日本円の紙幣を使えない南米のどこかの村では価値が下がるのと同じですね。だから、通貨の価値を高めるため、下げないためには、その通貨を使える店を用意する必要があります。それを全くこれまで考えていませんでした。

 

金融を勉強しよ

通貨の価値を高めたいとなれば、どうやったら取引所でみんながその通貨を買いたいと思わせられるかが重要です。今仮想通貨は投機目的で売り買いされて価格が乱高下しています。しかし、金融商品として正しく情報を伝えて、通貨を買っていただき、それを保持していただくことができないと、通貨の価値は高まらないし、また安定もしません。だから、通貨を金融商品として考える必要もあって、どのように金融商品として売るかを考える際に、「金融を学ばねば…」となりました。

 

で、何円もらえるの?

HEROの中で活動をレポートに書く人は「活動の価値が認められたい」という思いもありますが、やはり「そのレポートを書いたらどれくらいのお金に価値が変わるんだろう」という思いがあります。もし、めちゃくちゃ活動で成果を出したのに、もらえた100HEROが取引所では1円にしかならなかったら、わざわざ時間をかけてレポートを書きたいとならないですよね。だから、ICOはできなくても、一定この値段になるようにがんばるという目標くらいは定めないといけません。それをぼくはしてなかったので、ユーザーの方には刺さらない状態だと気づきました。

 

寄付が集まらない原因

「なぜ寄付が集まりにくいのか」についてCANPANの山田さんやJ&Bのイチローさんにアドバイスをいただきました。

 

寄付と地域の関係

寄付と地域の関係というとどういうことかわかりますか?  たとえば地域の祭りを盛り上げて地域活性化をするNPOがあったとして、このようなNPOは全国に結構あるとする。その時、各NPOはその地域の人から寄付を募ることはできても、全国的に募集しても、全国の人の寄付は分散してしまいます。しかし、NPO法人Homedoorや、NPO法人D×Pなど、地域に関係なく、革新的なサービスを作っているNPOは全国から寄付を集めることができます。この違いは1つあるから、寄付の集まり方を見る時に、観点として持つべきだと教えてくださりました。

 

そもそも活動にどれだけ価値があるか

活動の価値を測ることは難しいけども、そもそも活動の価値がぼやっとしている団体は多いらしい。ぼくがお話しを伺ったところはだいたい価値が明確で、だけどお金は足りていないというところが多かったです。でも、活動の価値が不明確なまま活動をされているところも多いらしく、活動の価値をちゃんと作るところから始めないと、もちろん寄付が集まらないよねというのはありそうです。

 

社会課題解決しようとしてる奴が社会課題化してる

想いはあるけど、資金面に関して意識が薄く、自分たちがお金に困って社会課題化しているパターン。資金面対する意識の薄さは多くありそうです。実際自分がそう…。この意識がないところは当たり前だけどお金に困ることになる。逆に資金面に対してちゃんと考えられるところはしっかり活動資金を得ている気がするので、この違いは今後ヒアリングしていきたいです。

 

どのうように価値を評価するか

価値の評価は難しいです。TLM木暮さん、ETIC.米田さん、NPO法人PIECES荒井さんにお話をうかがいました。

 

スコアリングは残酷になる

スコアリングは残酷。それは結構危惧していました。ただ、HERO内での評価が絶対ではもちろんないし、一指標としては有効だから、そういう目で見てほしいというスタンスです。しかし、やはり気持ちとしては気になるところではあるので、考える必要がありそうです。加えて、もっと残酷なんだ、気持ちの問題だけではないなというのが後でわかることになります。

 

「ステップ1 : 価値の可視化」これまずできないと話にならない

これはサービス全体に対して、一番まず鬼門になるのが、価値の可視化だ、という話です。いくら仮想通貨や金融などのことを考えていても、この価値の可視化、事業評価ができないと話になりません。今後はまずこの一点を突破することを考える必要がありそうです。(ここすらも突破せずリリースしようとしてたの怖いなぁ自分…)

 

「おしゃれNPOさん」が評価されるだけ

「おしゃれNPOさん」。パワーワードです…。表現がきついディスを含んでいるのであれですが、わかりやすいです。例えば「子どもの貧困」に取り組む時、その貧困度合いにも違いがあります。それに貧困の原因も違います。さきほど「スコアリングは残酷」という話の時に、HERO内での評価は一指標だから、という目で見てほしいという話をしました。しかし、これは「一指標としては別に正しい」という前提に立っていました。話を子どもの貧困に戻します。貧困の原因が、旦那が事故で死んで、子ども4人を1人で育てないといけないから、というのと、両親ともどもストレスで薬漬けになりお金がないから、という2つ事例があったとします。この時、支援が集まりやすいのはおさらく前者です。子どもの貧困という問題の原因が違うと、支援や協力の集まりやすいものと集まりにくいものがあります。しかし、この両者で支援の必要性の優劣はないはずです。個人的には支援の量としては後者の方が必要なのではと感じます。しかし、スコアリングを世間一般で大きくしてしまうと、リテラシーや感情の問題で、必要なところへお金が回らない可能性があることがわかりました。「おしゃれNPOさん」が評価されるだけというのはきつい表現できありますが、評価の仕方を工夫しないと、一指標としてもHEROは機能しない可能性があるとわかりました。

 

 

誰のどんな困りごとを解決するのか

結局はここに立ち返ります。TLM木暮さん、ダイバーシティ研究所の田村さん、ETIC.米田さんに言われたことです。

 

サービスのターゲットを絞れ

ほとんど全NPOが資金面の問題は抱えてるけど、それぞれ課題は違うし、どれだけ不足してるかの度合いも違う。それを1つにまとめてしまうとサービスとして意味のないものになる。だから、イシューごと、ファンクションごと、地域ごと、いろんな切り方あるけど、課題が明確になるくらいの粒度でサービスのターゲットを絞ろうと言われました。これを言われる頃には、もう自分でも間違いなくそうしないとなと危機感を感じていて、すぐに動き出したくなっていました。

 

NPO50件くらい行ったらいい

そこで課題を明らかにするために、いろんなNPOにお邪魔して、お困りごとを聞きにいくべきだとなりました。木暮さんはヒアリングにだいたい50件くらい行ったらいいんじゃないかと言っていました。だから、馬鹿正直にそのまま50件のヒアリングをしたいと思います。今この記事を書いてる間に、NPO法人OVAの方にヒアリングできたので、残り49件ですね。数が問題ではないですが、一応数として測れる目標を建てたいと思います。

 

 

これからのアクション

今回の東京遠征で得たフィードバックはこんな感じでした。他にもいろんなアイデアや事例を教えていただいたので、それらを参考に今後動いていきたいと思います。

ということなんですが、明確にアクションを出しておかないとこれから動けないので、最後にアクションをまとめて発表して終わりたいと思います(読んでる方はどうでもいいわと感じていると思いますが、お付き合いください…🙇‍♂️)

 

1. NPOのヒアリング50件

上にも書いたように、どういうNPOがどんな理由でお金に困っているのか、何を変えたらいいのかをもっとちゃんと知るために、これからヒアリングを進めていきます。ここをどれだけちゃんとできるかにかかっているので必死でやっていきます。

 

2. 寄付者インタビュー9件

逆にどんな方がNPOにお金を出しているのか、どこには出すのか、どこには出さないのか。それを知ればNPOがお金に困る原因もわかると思うので、財団、企業、個人、それぞれにインタビューしたいと思います。

 

3. ブログでヒアリングの結果をまとめる

ブログでヒアリングの結果をまとめていきます。ヒアリングの途中でも、「これが原因だからNPOはお金に困るんだ ! 」というのがわかれば、誰かの参考にはなると思うので、ヒアリングの結果をわすりやすく、読みやすくまとめていきます !  ぜひ楽しみにしていてください🙇‍♂️

 

4. 3日で2冊ペースでインプット

経済、社会、金融、経営、マネジメント、広報、マーケティング…。知らないこと、わからないことが多すぎる。ということで3日に2冊ペースで本をどんどん読んでいきます。多分今までのぼくなら無理なペースなので、なんとかがんばりたいと思います。読書記録をTwitterとかでまとめていく予定なので、もしよかったらそちらもチェックしてみてください !  あと、おすすめの本、「番匠谷これ読めよ」っていう本あれば教えてください。勉強します。

 

 


はい、ということで以上をとにかくがんばります ! ! !

こんな駄文を、読んでも得はしない文章を読んでくださりありがとうございました🙇‍♂️

最近みなさんから「ブログ読んでるよ」とか「応援してる」と言ってもらえることがあって、とても嬉しいです。励みになります。訳も分からないけど、なんとかしたいという想いだけで活動してて、結構しんどいのはしんどいので、みなさんの応援が本当に力になります。これからもよろしくお願いします !

 

四畳半から社会を変える

 

 

 

東京遠征4日間” に対して1件のコメントがあります。

  1. kei-ishi より:

    活動お疲れ様です。(discordに参加してる者です)
    一旦、NPO等にヒアリングされるとのことですね。
    スタートアップ的にも、まずは顧客の”課題”から入るのが定石らしいですね。
    それにしても、番匠谷さんの行動力、素直にスゴイなと思いました(尊敬します)。

    > あと、おすすめの本、「番匠谷これ読めよ」っていう本あれば教えてください。
    オススメの本ですが、スタートアップに関する本で挙げると、
    以下の本がクオリティが高いと思いました。

    起業の科学 スタートアップサイエンス 田所 雅之 著
    https://www.amazon.co.jp/%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9-%E7%94%B0%E6%89%80-%E9%9B%85%E4%B9%8B/dp/4822259757/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1528621948&sr=8-1&keywords=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97+%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9

    私も買いましたが、スタートアップの進め方について”体系的に”まとめられており、
    知識ゼロの状態から効率的に知識習得することができました。

    尚、以下のURLに一通りのスライドもあるようです。
    (これを見てみて、ご購入検討されるのも良いかと思います。)
    https://medium.com/@masatadokoro/https-medium-com-masatadokoro-startup-science-2018-5228111b275f

    それではヒアリングの結果、楽しみにしています。
    引き続き、活動を応援しています。

    1. banjoyatakumi より:

      返信遅れてすいません🙇‍♂️
      おすすめありがとうございます!
      startupscienceはPDFは読んだことがあるのですが、書籍の方は立ち読みでさらっとしか読めていないです !
      やっぱいいんですね! お金ちょっと余裕でたら書いたいと思います。ありがとうございます !

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です